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CLシャルケ戦主審、バニシングスプレー使用もお咎めなし

text by 編集部 photo by Getty Images

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バニシングスプレー使用もお咎めなし【写真:Getty Images】

 ドイツ紙「ルール・ナッハリヒテン」は3日、チャンピオンズリーグ(CL)シャルケ対マリボル戦でバニシングスプレーを使用したカルロス・バルスコ・カルバロ主審が罰せられることはないと報じている。

 ドイツ国内およびEU圏内のバニシングスプレーの使用については、以前から問題となっていた。30日に行われたCL直前まで主審が使用した場合に違法行為につき、罰金を払う可能性があるとまで報道(https://www.footballchannel.jp/2014/09/30/post50061/ 参照)。同試合で使うかどうかに注目が集まった。

 結局、カルバロ主審は同試合でスプレーを使用。その結果どのような裁定が下るかを待つだけとなっていた。

 同紙によれば、シャルケを主体として開催される試合において、シャルケ側の規則が優先されるという。そのため、シャルケとゲルゼンキルヒェン市の間でのスプレー使用行為においての法律の必要性が見いだせなかったためだと説明している。

 これにより、ゲルゼンキルヒェン市から罰することはなく、カルバロ主審は罰金を払うことはないようだ。

 今回の場合はこれで済んだが「テュフ・ラインランド」の主張は変わらず、今後もこの問題は続きそうだ。

【了】

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