ナポリの元キャプテンであるパオロ・カンナバーロがベニテス監督を痛烈に批判している。2日のイタリア紙「イル・マッティーノ」がコメントを伝えた。
同選手は昨年の冬にナポリからサッスオーロに移籍した。ベニテス監督からは一度もチャンスを与えられなかったと主張している。
また、近年メンバーが様変わりするナポリに対して「カンナバーロでも放出される。でも、なぜチームを全て変えなければいけないんだ?」と批判。「チームは解体されてしまった」と嘆いた。
今季、ナポリはチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフでビルバオに敗北。CL出場を逃し、セリエAでも苦戦が続いている。ファンの不満も日に日に高まっている状態だ。カンナバーロは「ベニテスやクラブが声明を出すだけでは不十分」とし、「選手たちは勝利しなければいけない。そうすればスタジアムに熱狂を取り戻せる」と語った。
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