日本代表GK川島永嗣とFW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュ(ベルギー)が、2日に敵地で行われたフェイエノールト(オランダ)とのヨーロッパ・リーグ・グループステージ第2節で、1-2で敗れた。
0-0で迎えた後半2分、同試合でフル出場した川島に悪夢が襲った。フェイエノールトのオランダ代表DFミケル・ネロムが左サイドから放った約30メートルのロングスローがゴール前でバウンドし、直接ゴールに入るという珍事が起こった。
主審はニアポスト前での混戦でU-21オランダ代表DFスフェン・ファン・ベークが頭で触れたとしてゴールを認めたが、リプレイ映像ではボールの軌道が変わっていないことから、ソーシャルメディア上で「触っていない」、「誤審だ」との論争が巻き起こった。
ルール上、スローインからの直接ゴールは認められておらず、誰も触れていないのであればゴールキックとなるはずだったが、ファン・ベークがゴールを決めたかのように歓喜したことが主審の判定に繋がったとの見方が強い。
UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイトは試合後、「かするヘディング」とゴールを肯定したが、真横に立っていたスタンダールのスロベニア代表DFマルティン・ミレッチは「ノーゴールだ」というジェスチャーを見せていた。
一方、川島は先月28日に行われた国内リーグの古巣リールセとの試合でも、同様にボールの処理に誤って失点するなど、10月の代表戦を前に安定感を欠いている。
なお、試合は後半20分にスタンダールが同点に追いついたが、同39分に再びフェイエノールトが勝ち越した。
【了】
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