9月30日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)、ガラタサライ戦でハットトリックを決めたアーセナルFWダニー・ウェルベック。現地メディアではすでに同クラブのレジェンド、ティエリ・アンリと比較する声まで出てきた。
今季はリーグとCLで合わせて5試合4ゴールを決めているウェルベック。2日の『Daily Express』の中で、「僕の決定力について本当の意味で批判できる人はいないよ。なぜなら僕がFWとしてプレーしている所をほとんど見ていないだろう」と、サイドMFでの起用が多かったマンチェスター・ユナイテッド時代を振り返り、暗に批判するようなコメントを残した。
「ゴール決めたり、自分に合ったポジションでプレーすることで自信がつくし、パフォーマンスも良くなっていく」
ストライカーとして起用されている現状を喜ぶウェルベック。「アーセナルではMFからディフェンスラインの背後を狙ったボールがよく出てくる。僕はいつもそれを狙っているんだ」とチームのスタイルが自分に会っていると主張した。
5日にはアウェイでチェルシーとのダービーが控えている。オリビエ・ジルー、ヤヤ・サノゴといったFW陣が離脱する中で結果を出したウェルベック。ストライカーとしての価値を証明するためにさらなる活躍が期待される。
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