キッカー紙は香川をマン・オブ・ザ・マッチに
2日付の大衆紙ビルトは「危機に対する予期せぬ快勝」という見出しでアンデルレヒト戦を報じた。「ドルトムントは再び勝利する。そのことに対してなお一つの根拠がある:シンジ・カガワ!」と記して、香川を勝利の要因とする。
同紙は「シャルケ戦では先発に名を連ねなかった日本人は、試合の中にクリエイティビティを持ち込む。インモービレの走りによる1-0の前の素晴らしいループパス」と香川の、特にインモービレの先制ゴールを演出したパスを高く評価した。
ビルト紙によるドルトムントの選手達への採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「2」、スボティッチ「4」、ソクラティス「3」、シュメルツァー「3」、【MF】ベンダー「3」、ケール「2」、オバメヤン「4」グロスクロイツ「2」、香川「2」、【FW】インモービレ「2」。
こちらも香川は「2」と高評価である。
2日付のキッカー紙は香川をいわゆる「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出する。同紙は香川について「帰還者シンジ・カガワが独自の攻撃を実行に移した時、時々目の保養となった」としている。また「日本人は即座に緊急の役割を自分のものとする」として、キッカー紙もインモービレへのループパスに触れている。
キッカー紙によるドルトムントの選手達への採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「2.5」、【DF】ピシュチェク「2」、スボティッチ「3.5」、ソクラティス「2」、シュメルツァー「3.5」、【MF】ベンダー「3」、ケール「2.5」、オバメヤン「3」グロスクロイツ「2」、香川「1.5」、【FW】インモービレ「2.5」。
「1」が最高点であることを考えれば、キッカー紙は香川に「1.5」と、限りなく満点に近い高評価を与えている。
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