イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、今夏ACミランからリヴァプールに加入し、イングランドに再上陸を果たした。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがバルセロナへ移籍したこともあり、穴を埋める存在として大きな期待と注目を集めていた。
しかし、ここまで低調なパフォーマンスに終始する“スーパー・マリオ”に英国メディアによる批判が殺到している。
9月30日付のイギリス『デイリーメール』はバロテッリを「PKだけの選手にしては値段が高過ぎる」と厳しく批判した。
このイタリア人FWがリヴァプール加入後に決めたゴールは9月17日のチャンピオンズリーグ(CL)、ルドゴレツ戦の1ゴールのみ。それ以外でネットを揺らしたのは、23日のキャピタル・ワン・カップ、ミドルズブラとのPK戦で成功させた2つのPKのみ。結果を出せずに苦しんでいる。
さらに同紙は「モウリーニョは彼を求めず、彼を息子のように扱ってきたマンチーニでさえ耐え切れず売りに出した」と、これまで従事した監督たちとの関係も引き合いに出した。
1日のCLバーゼル戦でもノーゴールに終わったが、ブレンダン・ロジャーズ監督は相変わらずバロテッリを評価している。しかし、このトラブルメイカーへの過度な信頼は、これまでの築き上げた監督としてのキャリアに泥を塗る結果に繋がるかもしれない、とも報じられた。
自身の、そして信頼してくれる指揮官の名誉のためにも、バロテッリにはゴールが求められている。
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