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代表初選出の小林悠は“子供たちのヒーロー”? あの国民的アニメキャラクター似でコラボも期待!

10月1日に発表となった、ジャマイカ戦とブラジル戦に臨む日本代表メンバー。前回から8人のメンバーが入れ替わった中、A代表初選出となったのは川崎フロンターレの小林悠、サンフレッチェ広島の塩谷司、鹿島アントラーズの昌子源、の3人だ。中でも注目を浴びているのが、FW小林悠である。

text by 編集部 photo by Getty Images

代表初選出の小林悠は“子供たちのヒーロー”? あの国民的アニメキャラクター似でコラボも期待!
小林悠【写真:Getty Images】

 10月1日に発表となった、ジャマイカ戦とブラジル戦に臨む日本代表メンバー。前回から8人のメンバーが入れ替わった中、A代表初選出となったのは川崎フロンターレの小林悠、サンフレッチェ広島の塩谷司、鹿島アントラーズの昌子源、の3人だ。中でも注目を浴びているのが、FW小林悠である。

 アギーレジャパン発足時から選出が期待されていたが、前回はメンバー入りならず。現在J1で10ゴールと、得点ランキングでも上位にランクインするなど好調を維持。そのプレースタイルについて、川崎フロンターレを取材しているいしかわごう氏はこう語る。

「目標とするFWに佐藤寿人選手の名前を挙げていたこともあるように、相手の最終ラインと駆け引きしながら、サイドからタイミング良く背後を狙うタイプです。

 どちらかといえば地上戦を得意とする選手ですが、空中戦の勝率も高く、アギーレ監督が視察に訪れた徳島戦では、豪快なヘディングゴールも決めました。前線の中央とサイドをそつなくこせるので、[4-3-3]システムを公言する指揮官のお眼鏡にかなうのも必然だったのかもしれませんね」

 小林は年代別代表の経験もなく、大学時代は関東二部リーグの拓殖大学でプレー。一般的には、エリートとは言い難い印象だが、「そうではないですよ」といしかわ氏は言う。

「実は大学3年生のときに、水戸ホーリーホックの特別指定選手としてJ2リーグでデビューをしています。

 僕はその試合を偶然にも取材していたのですが、登録直後に荒田智之選手(現在ファジアーノ岡山)との2トップで先発出場し、いきなりヘディングでゴールネットを揺らしたんです。残念ながら、そのゴールはファウルで取り消されてしまいましたが、『この選手は何者なんだ?』と驚いたのを覚えています」

 いしかわ氏によれば、小林は子供からの人気が高い選手だそうで、それは、あるアニメキャラクターに似ている影響からだという。

「彼はフロンターレのサポーターからは『アンパンマン』の愛称で親しまれているんです。もともとのきっかけは、当時チームメートだった佐原秀樹さん(現在川崎U-12監督)のイジりだったと思います。確かシーズン前のキャンプ中に、『お前、顔がむくれてパンパンでアンパンマンみたいだな』とイジったとか、そんな経緯だったはずです(笑)。

 彼のチャントも『アンパンマンのマーチ』が原曲ですし、すっかりアンパンマンのキャラで定着しています。日本代表でブレイクしてもらって、ぜひアンパンマンとコラボして欲しいですね」

 まだ船出したばかりのアギーレJAPANとはいえ、初招集の選手は大きな注目を集めるだろう。アンパンマン・小林悠に注目してみてはどうだろうか。

【了】

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