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香川真司 10年前

「そこは一瞬のひらめき」。先制アシストを振り返る香川。代表復帰には「凄く嬉しい。新しい挑戦が始まる」

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「ブラジルでの悔しさは、4年後晴らすしかない」

―点を取ったあとはちょっと難しいところもあった

「2点目、3点目取れるチャンスがあったから、そこで取れれば、良かったですけど、ああいうところを外したりすると、流れが変わりますし、これがやっぱりアウェイ。

 相手がどんどん前にっていう意識がなかったんで、何も変わらなかったですけど、そこはギリギリというかね、入るか入らないかの戦いで、相手が外してくれたから良かった」

―途中出場と先発が続いたりしているが、どのような指示を受けている?

「コンディションを見ながら、だと思いますし、監督が決めること。自分はしっかりコンディションを整えることです」

―マンチェスターに行く前のドルトムントでの自身のプレーのイメージが自分の中に残っていて、今の自分に何か影響を与えるところはありますか?

「もちろん、やっていたことは身に付いています。でも、他の新加入選手の影響はありますけど、チームとしてユナイテッドとスタイルが違うんで、まだまだちょっと時間がかかる。ただ、他の選手の特徴はある程度もう理解出来ている。

 このサッカーに慣れるにはやっぱりハードワークというか、求められるものは大きいので、そういう意味ではコンディションというものをしっかり上げたいと思います」

―代表に戻ったことは?

「それはやっぱり凄く嬉しくて、また新しい挑戦が始まりますし、夏のブラジルでの悔しさは、4年後晴らすしかないと、そのためには結果を残して、自信を持ってやっていくしかないと。楽しみです」

【了】

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