チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節が現地時間30日に行われ、バイエル・ミュンヘンはアウェーでCSKAモスクワと対戦して1-0で勝利を収めた。
この試合でUEFAは、人種差別行為を行ったCSKAに対し無観客試合を決定。それでも、約55人近くに及ぶサポーターがミュンヘンから駆けつけた。ドイツ「Sport1」のWeb版が報じている。
スタジアムのすぐ近くには高層マンションがあり、そこから中を見下ろせる様子。同サイトによると、バイエルン側はサポーターのために18階にある1室を貸切り、その全額費用を負担したという。
現地で試合を観戦できたあるサポーターは「ロシア人はみな親切で、サービス精神旺盛だったよ。みんな誤解している」と人種差別行為を行ったのはほんの一部だと話している。
試合終了後、バイエルンのキャプテンであるDFフィリップ・ラームは、無観客試合にも関わらずロシアに来てくれたサポーターたちに手を振って感謝の意を示した。
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