レアル・マドリーの元SD、ホルヘ・バルダーノ氏が29日、スペイン「マルカ」の取材に応じた。モウリ-ニョとの対立でマドリーを去る羽目になったバルダーノは現監督アンチェロッティとクリスティアーノ・ロナウドに対して満足感を見せた。
「アンチェロッティが疑問視されているとは思わない。慎重さや忍耐、そして揉め事の解決能力に関しては見習うべき監督だ。彼はレアル・マドリーというクラブの歴史に見合った監督だ。しかも、個人の利益よりクラブの利益を優先するから尊敬に値するよ」
引き続きゴールを量産しているロナウドについても言及。
「クリスティアーノはとんでもないプレーヤー。完璧主義を絵に描いた選手だ。そして彼の野心はチームメートにも自然に良い影響を与える。それは彼が決める得点と同じぐらい価値があるものだよ。
普通、サッカーでは歳をとるにつれポジションを後ろにずらしていくが、ロナウドは全てにおいて例外だ。世界で唯一、最前線のどのポジションでも相手にとって危険な選手だと思う」
また、たびたびロナウドと比較されるバルセロナのメッシについても評価しているようだ。
「メッシとクリスティアーノ。この2人についてはもう完全に知り尽くされていると思われがちだが、ロナウドは20歩前進してゴールにより近づいた。対してメッシは20歩後退して賢い戦術家になってきている。どのポジションでプレーしたって相手にとって危ない存在だよ」
【了】
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