フィンランドに一度聞いたら忘れることの出来ない名前のサッカーチームが存在する。
その名も“FCサンタクロース”。決して物語の中の存在ではない。
FCサンタクロースはフィンランド北部にある都市・ロヴァニエミを本拠地とし、フィンランド4部リーグに在籍。ロヴァニエミはオーロラが見えることやサンタクロース村があることから、日本でも“サンタの住む街”として知られている。
チームのエンブレムにもしっかりとサンタクロースが描かれており、ユニフォームもサンタのイメージ通り、赤いシャツに白いパンツ、赤いソックスとばっちり決まっている。
そしてこの度、チームは見事3部リーグへの昇格を決めた。
27日のリーグ戦でQRPaに1-0で勝利。リーグ戦20試合で104ゴールと非常に攻撃力のあるチームのようだ。
昇格を決めた瞬間の様子はチームの公式Youtubeチャンネルで公開されており、選手やスタッフが喜ぶ様子をイングランドの『Metro』紙(29日付)は「クリスマスを迎えたちびっ子たちのよう」と伝えている。
少し季節外れのクリスマスが“サンタの国”にやってきた。
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