ジョナタン負傷で長友の先発は確実か。攻撃面でアピールを
チェゼーナは右と比較し、左は昨季セリエB最優秀SBとも評されたレンゼッティを軸に攻撃的に来るはず。本田がアバーテとの連動を駆使し、このエリアで主導権を取ることが、試合の主導権を握るための活路となりそうだ。
また、同日開催のインテルvsカリアリでは、長友の先発出場が予想されている。前節アタランタ戦に出場したジョナタンがふくらはぎの筋肉に違和感を覚え、招集から外れた。ガゼッタ・デッロ・スポルトのインテル予想スタメンは以下の通り。
GKハンダノビッチ
DFアンドレオッリ、ラノッキア、ファン・ジェズス
MF長友、エルナネス、メデル、コバチッチ、ドド
FWオズバルド、パラシオ
アウトサイドは昨季と比較して潤沢になり、マッツァーリ監督はこのポジションで積極的なターンオーバーを実行する。前節のアタランタ戦で長友がベンチに回されたのはその意味合いが強いと思われるが、ドドなどと比較して攻撃面でのアピールに若干乏しいのも事実だ。
ただ本日のカリアリ戦は、WBとして攻撃もさることながら守備も重要視される試合となる。監督はあのズデニク・ゼーマン。4-3-3システムのもと、サイドを軸に果敢な攻撃を仕掛けてくる。「3バックは好物だ」と前日に語っていた。
長友はサッスオーロ戦と似たように、最終ラインに張り付いて4バック気味の対応をする可能性もあり得る。同試合では、故障で引っ込むまでは堅実な攻守の両立に高い評価が集まった。チームの必要に応えつつ、攻撃でも見せ場を作りたいところだ。
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