インザーギ監督も先発を示唆。メネズと並んで外せない存在
セリエA第5節の当日、地元紙はチェゼーナvsミラン戦に本田が先発すると予想を立てた。システムは4-2-3-1、本田は攻撃的MF3枚の右を務めることになる。つまりエンポリ戦後半と同じ形となる。
ガゼッタ・デッロ・スポルトのミランの予想スタメンは以下の通り。
GKアッビアーティ
DFアバーテ、ラミ、サパタ、デ・シーリオ
MFデ・ヨンク、エシアン、本田、メネズ、ボナベントゥーラ
FWトーレス
インザーギ監督は27日、記者会見で本田について「状態はいいし、現在の調子は素晴らしい。プレイすることになると思う」と語り、先発を示唆していた。
23日のエンポリ戦前にはコンディションも考慮し「疲労の蓄積次第では休ませる」とも語っていたし、今回も日程上は厳しい条件ではあるが、にも関わらず今回はこうした発言となっている。
いくらターンオーバーを敷くといっても、好調をキープしチームで機能している選手は外せなくなってくる。さすがに開幕4試合3ゴールという数字は大きく、メネズと並んで外せない存在と認知されたようだ。
一方チェゼーナだが、こちらは5バックではなく4-3-1-2で臨むと地元紙は予想を立てている。ミランが4-3-3で行くと予想し、3トップの頭数を抑えて1枚DFを余らせることを想定しての4バックのだろう。
ビーゾリ監督は「(前節対戦した)ユーベからは落ちるチームだが、やはり怖い。トーレス、メネズ、本田、ボナベントゥーラといったタレントを前線に抱えれば当然だし、特にみな1対1に強い」と警戒していた。
もっとも、前線にはベテランのファンタジスタであるブリエンツァをトップ下に置き、攻撃も意識する。「ミランは4試合で8失点している。ここを突かない手はない」とビーゾリは語った。一方のミランは、好調な攻撃陣でこれを押し切りたいところだ。