24日に行われたブンデスリーガ第5節で2点を先行しながら、ドルトムントに追いつかれ、引き分けに終わったシュトゥットガルト。試合後、正式にSD(スポーツディレクター)を務めるフレディ・ボヴィッチ氏の解任が発表された。
昨シーズンEL(ヨーロッパ・リーグ)予選に出場しながらPOで敗れ、本戦に出場できなかったシュトゥットガルト。リーグ戦でも残留争いに巻き込まれ、二度の監督交代と不振が続いていた。
今シーズンはかつてシュトゥットガルトで優勝をなしとげたアルミン・フェー監督を迎え巻き返しを期待していたが、5節を消化し2分3敗で17位と低迷。さらにDFBポカールも2部のボーフムに敗れるなどいまだ出口が見えない状態にいる。
昨シーズンから続く成績不振によりボヴィッチ氏の解任は時間の問題と言われていたが、強豪ドルトムントとのアウェイ戦を前に大ナタをふるった形だ。キッカー紙によると夜に行われるドルトムント戦前の午後に、すでにクラブ側が解任を伝えていたという。
試合前ということもあり明らかされていなかったが、解任されたボヴィッチ氏はアウェイのドルトムント戦には帯同していなかった。
なお後任はまだ発表されてないが、現状ではフェー監督は引き続き指揮を執る。
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