「素晴らしいパスにも関わらず失敗」。キッカー紙は低評価
25日付のキッカー紙では「ダービーを前にしてブレーキ」という見出しが付いた。同紙は「シュトゥットガルトに対して、ドルトムントは明らかなディフェンシブ・コンセプトを相手に長時間そのスタイルが弱く、ドルトムントのオフェンスは長時間アイデアのない状態だった」とする。
キッカー紙によるドルトムントの選手達の採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「2.5」、【DF】ピシュチェク「4」、スボティッチ「3」、ソクラティス「3」、シュメルツァー「4」、【MF】ベンダー「3.5」、ヨイッチ「4」、オバメヤン「3」、香川真司「4.5」、グロスクロイツ「4」、【FW】インモービレ「3」。
キッカー紙は香川にチーム内での最低点を付けている。最低点となった理由は、「キッカー・アナライズ」という分析コーナーに記されている。
キッカー紙:「ピシュチェクの素晴らしいパスがシュトゥットガルトのディフェンス陣の上に浮いた、にもかかわらずカガワはクロスバーに当てて失敗する(33分)」
レヴィアシュポルト紙は「強いアクション」として評価した33分の香川のプレーを、キッカー紙は絶好機の「失敗」と見なしたようである。
両チームの指揮官の試合に対する反応は同様のものとなった一方で、ドイツメディアの香川への評価は分かれたシュトゥットガルト戦だった。
【了】
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