セリエAのローマが、ベルギー出身の9歳児ピエトロ・トマセッリ君をベルギー1部昨季覇者のアンデルレヒトから獲得したことが明らかとなった。23日に「メール」など複数の英メディアが報じた。
トマセッリ君にはスペインの強豪レアル・マドリーやバルセロナ、プレミアリーグのマンチェスター・シティ、ユナイテッド、アーセナル、セリエAのACミランなどからもオファーがあったとされるが、ローマが獲得にこぎつけた。
ピエトロ君の父ピノさんは、「ローマではみんな彼の事を知っているし、もう有名人だ。クラブの人たちは彼を温かく迎えてくれた。この移籍はピエトロ本人の決断だった」と話した。ピエトロ君の祖父母がシチリア島出身のイタリア人であることから、 移籍先をイタリアのクラブに絞っていたとみられている。
ローマでは早くもトッティの後継者と称されており、ローマの伝説的選手で元イタリア代表FWアメデオ・アマデイ氏が持つ15歳280日のセリエA最年少出場記録更新にも注目が集まる。
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