21日に行われたイングランド女子サッカー1部リーグの第12節、リバプール対バーミンガムの試合で起こった珍事が話題となっている。23日に「メトロ」など複数の英メディアが報じた。
リバプールが先制して迎えた後半終了間際、バーミンガムは相手GKのミスから約35メートルのロングシュートを決めて同点に追いついたが、この直後にリバプールが約50メートルのキックオフゴールを決めて2-1で競り勝った。
だが、この決勝点の際、キックオフの笛が吹かれていなかったため、試合後に主審が謝罪する珍事が起こった。
さらに同試合の後半、両チームの選手が激しいタックルを交わし、バーミンガムにFKが与えられた際、主審がピッチ上に謎の物体を発見したため試合を中断。主審はピッチ外からバーミンガムのチームドクターにビニール袋を持たせて呼び寄せ、物体を除去するよう命じた。この物体は後に生理用品だったことが発覚した。
3月30日に開幕し、10月12日に全14節をもって閉幕する同リーグは残り2節となっており、日本女子代表のFW大儀見優季が所属する首位チェルシーを勝ち点1差でリバプール、同2差 でバーミンガムが追っている。なお、大儀見は現在4ゴールで得点ランキング首位タイとなっている。
【了】