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キーワードは“共有”。創立20周年へ新たなロゴを発表したMLS。ブランド戦略とともに世界トップリーグを目指す

text by ダン・オロウィッツ photo by Getty Images

スタジアム収容率89.51%。動員では世界トップクラスを誇る

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ダビド・ビジャはニューヨークで行われたMLS NEXTのお披露目パーティーに出席した【写真:Getty Images】

 以前は国内の観客を集めることに苦労していたが、リーグのための伝道師としてデビッド・ベッカムが到着した「MLS 2.0」時代の数年後、ファンは最大の信頼によって報われた。

 “共有”をパブリックイメージとしたMLSの意思は、創立20年目のシーズンから世界でトップクラスのサッカー大会の1つとなることを目指すものである。

 これらの新しい「共有者」は、群れをなして現れている。リーグにおける1試合の平均動員数1万8874人は、全スタジアムの収容率89.51%という驚異的な数字に達している。

 この数字は、来季ニューヨーク・シティFCの一員としてMLSにデビューする予定ダビド・ビジャのようなヨーロッパのスターへの注目を避けるはずが無かった。そして、彼はニューヨークで行われたMLS NEXTのお披露目パーティーに出席した。

 そのリーガ・エスパニョーラのスター兼スペイン代表選手は「このリーグを世界で最も重要なリーグと競わせるために働きたい」と、MLSSoccer.comで語った。

 動員に関しては、MLSはすでに世界最高のリーグの1つだ。働くことは成長につながる。そして、その成長は年々続くだろう。

「まだ初期段階。リーグはわずか20歳だ。しかし、道は出来ている」

【了】

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