G大阪(5位)vsC大阪(16位)
リーグ戦において12試合ぶりの白星を手にし、大熊監督の船出を飾ったC大阪。
マルコ・ペッツァイオリ前監督と同様に果敢にハイプレスを掛ける姿勢は見られたものの、ボールを奪ってから縦への意識を強く感じた柏戦であった。データを見ても、ロングパスや前方パス、アタッキングサードへのパス比率がこれまでより高く、永井や杉本をターゲットにシンプルに攻めていたことがうかがえる。
上背のある西野を欠くG大阪に対しては、ロングボールが効果的と考えられるだけに、前節のような戦いから勝機を見いだしたい。前回対戦では決着の付かなかった「大阪ダービー」を制し、降格圏から脱出できるか注目だ。
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