試合の勝敗が決まった段階で投入された柿谷
9月16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)、グループリーグ初戦でバーゼルはレアル・マドリーの本拠地に乗り込むも、5-1で大敗を喫した。日本代表の柿谷曜一朗は64分にサムエルと交代し、出場した。
既に3点差が付けられた場面で登場した柿谷。流れを変えることはできず、シュート0、得点0に終わった。
スペインの『アス』紙は0~3の4段階で柿谷に『1』を付けた。バーゼルは『採点なし』が4人、最高点はデルリス・ゴンサレスの『2』だった。マドリーの最高点はナチョとモドリッチの『3』。大勝にもかかわらず先発したペペとベンゼマには『1』と厳しい評価だった。
また、同じくスペインの『マルカ』紙は10点満点中、柿谷に『1』を付けた。「日本代表選手は、既に決着がついている試合のピッチに立った。カウンターの場面でヒールを繰り出したが、それ以上は何もなかった。立会人として参加していた」と寸評。試合への影響はなし、という評価だ。
バーゼルはサムエルの『4』が最低点、ゴンサレスの『6.5』が最高点だった。一方のマドリーはマルセロの『5』が最低点、ナチョ、クリスティアーノ・ロナウド、モドリッチの3人が『6.5』で最高点だった。
国内リーグで苦戦し、批判も集まりつつあるマドリー。5得点での勝利にも現地紙は満足していない様子は、やや抑えめの採点からもうかがえる。
柿谷曜一朗にとってはほろ苦いCLデビューとなった。次戦は、10月1日。バーゼルはリバプールをホームに迎える。
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