不動のエースへ、岡崎はセンターFWでの勝負を熱望
CF:岡崎慎司○ 皆川佑介△ 大迫勇也△
岡崎は、ウルグアイ戦では左ウイングで先発し、ベネズエラ戦ではセンターFWで途中出場となった。ただ、本人はマインツと同じくセンターFWでの勝負を望んでいるため、そのポジションでの評価としたが合格点を与えられるものだった。
大迫が先発したベネズエラ戦の前半は、大迫の動き出しが少なく決定的なチャンスをあまり作り出せなかったが、後半からは岡崎がサイドに流れることで前線にスペースが生まれてチャンスにつながり、柴崎のゴールをアシストした。囮となる動きに加えて得点を決めることを証明すれば不動のFWとなれる。
その大迫は、サイドへ流れる動きが少なく、アギーレ監督がセンターFWに求める動きが出来かなった。それでも、ポストプレーではボールがしっかり収まり、パスを引き出す動きも良かった。今後はチームのスタイルに順応した上で自らの武器を見せていくことが求められる。
初招集となった皆川は、ウルグアイ戦での先発でデビューを果たしたが、186cmの長身と体の強さでポストプレイヤーとして十分やれることは証明出来た。ただ、決定機を外しているだけにFWとして反省点となったはず。現状ではオプションの候補といったところだろう。
【了】
関連リンク
フットボール批評issue01 アギーレを殺すのは誰か?
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
美しく危険な男 フォルラン
日本代表・山口蛍の『判断力』の磨き方
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル
サッカー日本代表 きゃらぺた エンブレムVer.
フットボールチャンネル03 代表23人が語る 敗北の真実