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本田圭佑 10年前

ミラン連勝も“ドタバタ守備”の改善急務。本田は2戦連発で信頼掴むも、10番の証明は次節ユーヴェ戦の活躍次第

セリエA第2節、本田圭佑は1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献したものの、試合は5-4の乱戦。両チームともの退場者を出すなどドタバタぶりで今後の戦いに不安を残す結果となった。

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

開幕戦に続いて右WGで先発した本田。攻撃の形生み出す

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ACミランで第2節を迎えた本田圭佑は開幕戦に続いて右ウイングで先発【写真:Getty Images】

 横浜で行われたベネズエラ戦から中4日、ACミランで第2節を迎えた本田圭佑は開幕戦に続いて右ウイングで先発。当初、センターFWで先発が予想されていた新戦力のフェルナンド・トーレスは直前に負傷してベンチ外。そのポジションにはこちらも開幕戦に続いてメネズが起用された。

 この日の相手であるパルマは、昨シーズン2戦2敗を喫した相手。アウェーでの1戦目は2-3、ホームでの2戦目は2-4と2戦ともにオープンなスコアでの敗戦を喫している。ちなみに、本田は1戦目の時点ではCSKAモスクワ所属で2戦目はベンチのまま出場機会なしに終わっている。

 結果から言うと、この試合は5-4。ミランが勝利したものの、昨シーズンの2試合以上にオープンなスコアで、両者ともに退場者を出すなど、まさに“ぶっ壊れた試合”となった。

 立ち上がりは、互いに慎重なスタンスで入ったものの、パルマはチーム状態が最悪。むしろ、慎重と言うよりは消極的なスタンスだったため、ミランはアウェーながら前半のポゼッション率で60.4%を記録するなどペースを握っていた。

 この日の本田は、“ニセ9番”メネズが動くことで空いた前線のスペースに積極的に進入。さらに、本田が中に入ることで空いた右サイドのスペースに、右SBのアバーテがオーバーラップして攻撃の形を生み出していた。

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