プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也が、13日にホームで行われる第4節のニューカッスル戦で先発落ちする可能性が浮上した。11日の英メディアが報じた。
大衆紙ミラーは、新加入のベルギー代表DFトビ・アルデルワイレルトの先発を予想しており、今季開幕から公式戦4試合連続出場中の吉田かチーム主将を務めるポルトガル人DFジョゼ・フォンテに代わって入る可能性がある。
サウサンプトンの地元紙サザン・デイリー・エコーも、「移籍市場が閉まったことで、監督は新たなベストイレブンを決めることができる」と分析した上で、次のように評している。
「センターバックのレギュラーは不鮮明になっている。ジョゼ・フォンテとマヤ・ヨシダは良いパートナーを組んでいるが、トビ・アルデルワイレルトとフロリン・ガルドシュ(ルーマニア代表)の加入が意味するのは、ポジション争いの激化だ。名門クラブ(アヤックス、アトレティコ・マドリー)を渡り歩いてきたアルデルワイレルトがどちらかの選手からポジションを奪うことが濃厚だが、チーム主将のフォンテを動かすことは難しい。一方で、左右のセンターバックのバランスもカギを握る」
アルデルワイレルトは右サイドバックでもプレーすることができるため、同紙はDFナサニエル・クラインのポジションを務める可能性もあるとしている。吉田の新加入選手たちとのポジション争いを含め、右肩上がりのクーマン新体制に変化が見られるか、今後の起用法にも注目が集まる。
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