フットボールチャンネル

岡崎、内容よりも結果の重要性を語る「必死になって勝ちをつかみ取る事が大事」

text by 編集部 photo by Getty Images

20140908_okazaki_getty
親善試合から全ての試合に勝ちにいくことの重要性を語ったFW岡崎慎司【写真:Getty Images】

 日本代表は7日、合宿地をベネズエラ戦(9日)が行われる横浜に移して練習を行った。

 FW岡崎慎司(マインツ)は、5日のウルグアイ戦を振り返り、「ショートカウンターは出来ると感じた。取ったあとに速い攻撃をすれば最大のチャンスになる」としながらも「でも、それ以外は難しい」とまだまだ攻撃のバリエーションは足りていないことを明かした。

 また、アギーレ監督のサッカーは多くの運動量が求められるが「やり続ければ癖になる。今までは勝ちたいと思ったらいきなりそうなるからペース配分も出来ないし、どうやって守ったら良いかも分からなくなる。慣れれば余裕を持った状態で精神的な疲れを感じずにやれる」と語った。

 そして、ザッケローニ前監督の下では“自分たちのサッカーを表現すること”を重視していたが「必死になって勝ちをつかみ取る事が大事。良いサッカーよりも勝つことが第一」と、親善試合から全ての試合に勝ちにいくことの重要性を語った。

 さらに、「(パスサッカーかカウンターか)勝ちにいく上でのポイントが日本は分からない。それは真剣勝負をやって見つけていくしかないし、攻撃も守備も皆が全てをやって、その中でストロングポイントを出せなければ世界には追いつけない」と目指すべきスタイルを見つけ出すことの難しさを述べた。

【了】

関連リンク

フットボール批評issue01 アギーレを殺すのは誰か?
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
美しく危険な男 フォルラン
日本代表・山口蛍の『判断力』の磨き方
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル
サッカー日本代表 きゃらぺた エンブレムVer.
フットボールチャンネル03 代表23人が語る 敗北の真実

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!