日本代表は7日、合宿地をベネズエラ戦(9日)が行われる横浜に移して練習を行った。
FW岡崎慎司(マインツ)は、5日のウルグアイ戦を振り返り、「ショートカウンターは出来ると感じた。取ったあとに速い攻撃をすれば最大のチャンスになる」としながらも「でも、それ以外は難しい」とまだまだ攻撃のバリエーションは足りていないことを明かした。
また、アギーレ監督のサッカーは多くの運動量が求められるが「やり続ければ癖になる。今までは勝ちたいと思ったらいきなりそうなるからペース配分も出来ないし、どうやって守ったら良いかも分からなくなる。慣れれば余裕を持った状態で精神的な疲れを感じずにやれる」と語った。
そして、ザッケローニ前監督の下では“自分たちのサッカーを表現すること”を重視していたが「必死になって勝ちをつかみ取る事が大事。良いサッカーよりも勝つことが第一」と、親善試合から全ての試合に勝ちにいくことの重要性を語った。
さらに、「(パスサッカーかカウンターか)勝ちにいく上でのポイントが日本は分からない。それは真剣勝負をやって見つけていくしかないし、攻撃も守備も皆が全てをやって、その中でストロングポイントを出せなければ世界には追いつけない」と目指すべきスタイルを見つけ出すことの難しさを述べた。
【了】
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