「彼の帰還はファンにとっては素晴らしい出来事」
同様の論調は4日付のレヴィア・シュポルト誌でも見受けられる。「カガワはBVBのオフェンスの中心の構成部分にならなければならない。そしてカガワは正真正銘の希望の星とでも呼ぶべき人物である」として、ドルトムントが位置するルール地方の地元誌も香川に寄せる期待は高い。
レヴィア・シュポルトは香川が再加入したドルトムントの予想布陣を、【GK】バイデンフェラー、【DF】は右SBピシュチェク、CBにソクラティスとフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】はボランチにベンダーとムヒタリヤン、2列目が右にオーバメヤン、左がロイス、トップ下に香川、そして【FW】はワントップにインモービレの4-2-3-1とした。
同誌内にはドルトムントに所属するイルカイ・ギュンドアンのインタビューが掲載されている。
香川と旧知のギュンドアンは「シンジはドルトムントで、そのフットボールのプレー・スタイルで多くの人々を感激させた。彼の帰還はファンにとっては素晴らしい出来事で、僕たちにとっては間違いなく強化になるね」と、こちらも優しい言葉を残した。
歓待の中で、香川は再びドルトムントの戦いに身を投じる。
【了】
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