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柴崎、高まる期待にも地に足。「経験を積むうちに自覚や思いが芽生えてくる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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地に足をつけて臨んでいる様子のMF柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表は4日、ハビエル・アギーレ監督の初陣となるウルグアイ戦に向けて会場となる札幌ドームで前日練習を行った。

 MF柴崎岳は、以前に代表招集こそあるものの、キャップ数はゼロだけに「なんの実績もない。そういった選手が“背負っていく”というのは軽はずみだし、言いたくない」と、地に足をつけて臨んでいる様子。

 それでも「今までやってきたことが評価されて、目指してきた場所に選ばれた。刺激も受けているし、これから代表として経験を積むうちに自覚や、今は芽生えていない思いが芽生えてくる」と更なる成長に意欲を見せた。

 また、アギーレ監督から求められていることについては「守備でのアグレッシブさや切り替えの早さ、セカンドボールの反応が重要」と語った。

 さらに「クラブと代表では求められていることが違う。早く吸収しながら自分のプレーをしたい。それと同時にチームとして機能することを理解する必要もある」と、自らの成長に加えてチームの一員として貢献することの重要性を語った。

 MF長谷部誠の離脱によって先発の可能性も高まるウルグアイ戦に向けては「相手は世界でもトップクラスだし個人能力も高い。監督の言う通り90分集中を切らさず、セカンドボールや守備をしっかりやって行かなければいけない」と気を引き締めていた。

 
 【了】

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