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日本代表 10年前

日本対ウルグアイ。新スタイルの意図は見えたが、攻守で課題。チームレベルとしてもゼロからのスタート【どこよりも早い採点】

9月5日、日本対ウルグアイの一戦が行われ、0対2で敗れた。アギーレジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 植田路生 photo by Getty Images

意図を見えたが攻守に噛み合わず

川島永嗣  4.5 失点シーンはノーチャンスか。
吉田麻也  5  W杯の時よりは安定感が増した。
長友佑都  5.5 変わらぬ突破力と運動量。
森重真人  4.5 まずまずだったが、全体の運動量が落ちたときにもっと踏ん張りが必要。
酒井宏樹  4.5 得意のクロスをあまり発揮できず。
坂井達弥  2  失点につながる致命的なミス。試合勘のない選手をなぜ突然招集したのか。
細貝萌   5  守備面では高い貢献も、この位置では攻撃面、特に組み立てでもっと高いレベルが求められる。
田中順也  5  悪くはなかったがもっと中央を攻める意識があっても良かった。
本田圭佑  5  守備では奮闘したが攻撃では孤立。特に右サイドだった前半。ボールの集まるポジションでなければ良さは活きない。
岡崎慎司  5  岡崎らしさはあった。だが、彼が組み立て役では攻撃の広がりが少ない。なぜCKのキッカーだったのか。
皆川佑介  5.5 決定機は外したが体の強さは見られた。ただ、これでは合格点とは言えないだろう。

武藤嘉紀  5  最初は少し緊張して消極的だったが、徐々に攻撃に絡む。惜しいシュートも。
柿谷曜一朗 4.5 インパクト残せず。
酒井高徳  -  出場時間短く採点不可。
森岡亮太  -  出場時間短く採点不可。

アギーレ  5  新たなメンバー、フォーメーションでゼロからのスタートであることを改めて示した。ポゼッションの意図も激しい守備の意図も見えた。ただ、良く言えばバランス、悪く言えばどっちつかず。まだストロングポイントは見えない。

【了】

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