9月3日に行なわれる予定の国際親善試合アルゼンチン戦を控えて、1日、ドイツ代表は試合会場であるデュッセルドルフのエスプリ・アレーナで一般公開のトレーニングを行なった。「デュッセルドルフの熱狂的な歓迎」として、2日付の独大衆紙ビルトが報じている。
ビルト紙は「リオでの偉大な勝利から50日が過ぎて、我々のナショナルチームはデュッセルドルフで初となる練習を行なった」とした。当日は40000人のファンが訪れ、とてつもない熱狂ぶりでドイツ代表を迎えたという。
3日に行なわれる予定の対アルゼンチン戦はW杯決勝カードの再戦となっており、ドイツ代表にとっては「4つ星」として初めての国際試合となる。ドイツ代表は、ブラジルW杯で優勝したことで、ユニフォームの胸に縫い付けられるW杯の優勝回数を表す星の数が1つ増えている。このことについて、チーム・マネージャーのオリバー・ビアホフ氏は「4つ星は完全にドイツのものだ」と述べた。
またビルト紙によれば、アディダス社は「4つ星のユニフォーム」をヒット商品として50万枚の販売数を見込んでいる。アディダス社のスポークスマンであるオリバー・ブリューグゲン氏は同紙に対して「我々の中国の生産工場はW杯の決勝以来ただちにフル回転で準備に入っている」と述べた。
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