主な移籍
IN
GKディエゴ・ロペス（レアル・マドリー）
GKミカエル・アガッツィ（キエーボ）
DFアレックス（PSG）
DFミケランジェロ・アルベルタッツィ（ヴェローナ）
DFパブロ・アルメロ（ウディネーゼ／レンタル）
DFディダク・ビラ（ベティス／レンタル復帰）
MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ（アタランタ）
MFマルコ・ファン・ヒンケル（チェルシー／レンタル）
FWジェレミー・メネズ（PSG）
FWフェルナンド・トーレス（チェルシー／レンタル）
FWエムバイ・ニアン（モンペリエ／レンタル復帰）

OUT
GKマルコ・アメーリア（退団）
GKフェルディナンド・コッポラ（ボローニャ）
DFマティアス・シルベストレ（インテル／レンタル終了）
MFケヴィン・コンスタンテ（トラブゾンスポル）
MFブライアン・クリスタンテ（ベンフィカ）
MFヴァルテル・ビルサ（キエーボ／レンタル）
MFカカ（オークランンド・シティSC移籍後、サンパウロへレンタル）
MFアデル・ターラブト（QPR／レンタル終了）
MFウルビー・エマヌエルソン（ローマ）
FWマリオ・バロテッリ（リヴァプール）
FWロビーニョ（サントス／レンタル）
FWアレッサンドロ・マトリ（ジェノア／レンタル）
FWアンドレア・ペターニャ（ラティーナ／レンタル）

補強診断　C＋

　資金難に苦しむ中でディエゴ・ロペス、アレックス、メネズといった実力者を獲得出来たことは評価出来る。さらに、フェルナンド・トーレス（2年間）とファン・ヒンケルをレンタルで獲得出来たことも戦力としてプラスとなるだろう。

　しかし、やはりフリートランスファーやレンタルでの獲得だけに“昨シーズンよりは”が頭に付いてしまう。8位に終わったチームを生まれ変わらせるほどの補強は出来なかった。

総合力診断　C-

　昨シーズンは負傷もあってトピックスから姿を消したエル・シャーラウィの復活は大きい。開幕戦でも本田の先制ゴールをアシストするなど、精力的なプレーを見せて本人の意欲も高い。本田との両ウイングが名門復活のカギとなるだろう。

　その一方で、モントリーボがW杯前の負傷から未だ復帰出来ていないが、重要な選手だけに一日も早い復帰が望まれる。

　今シーズンの目標はあくまでもヨーロッパリーグの出場権獲得。ユヴェントスやローマ、ナポリ、フィオレンティーナと比べれば見劣りする印象は否めない。もし3位以内でチャンピオンズリーグの出場権を獲得することになれば、フィリッポ・インザーギ新監督の手腕が高く評価されるだろう。

【了】

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