主将のフィリップ・ラームが見張り役
グアルディオラ氏は昨季、国内2冠の防衛に成功したものの、チャンピオンズリーグでは準決勝で敗退し、防衛に失敗。その雪辱を果たすべく、ピッチ外から王者としての心得を正そうとピッチ外で規律違反を犯した選手に1回につき250ユーロ(約34000円)の罰金を科すことを決めたとされる。
罰金リストには、「チーム規則に違反した服装」、「洗濯物の放置」、「ミーティングへの遅刻」、「体重超過」、「試合後、練習後、1時間以内に食事をとらなかった場合」、「練習施設2階での電話」などが含まれており、主将の元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが見張り役を務める。
バイエルンは昨季、史上最速でのリーグ優勝が決まった3月の第27節直後にリーグ戦で1分け2敗と失速し、4月下旬に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ではレアルマドリーに2戦合計5-0で大敗を喫した。その原因として精神的な詰めの甘さが指摘されており、新ルール設定の背景には2季前にユップ・ハインケス前監督が達成した3冠(国内2冠+CL制覇)への対抗意識が見え隠れしている。
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