移籍金630万ポンドの4年契約で移籍確実
30日のバーンリー戦に欠場した香川は過去数日間、古巣ドルトムントへの移籍が間近に迫っていると報じられており、今回の欠場も放出が決定的となったための措置と見られる。
30日の英紙メールは「マンチェスター・ユナイテッドの失敗選手、香川真司が前所属クラブと移籍金630万ポンドの4年契約で移籍確実」という見出しを付け、「ドルトムントは香川に喜んで2度目のチャンスを与える」と報じた。
一方、ドルトムントは29日のブンデスリーガ第2節でアウクスブルクに3-2で 競り勝ち、今季初勝利。
クラブで副主将を務め、香川と同じトップ下でプレーするドイツ代表MFマルコ・ロイスが復帰し、1ゴー ルで勝利に貢献しており、香川の移籍が実現すればロイスと定位置争いを繰り広げることになりそうだ。
さらにドルトムントの元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールはアウクスブルク戦後、香川の移籍報道についてドイツメディアに対して次のように語った。
「もちろん、僕らは最新の移籍情報を聞いているが、僕らは今日の試合に集中していた。シンジは2011年と12年に僕らが栄冠を勝ち取る上で非常に重要な要素を持つ選手だった。
彼はドルトムントで素晴らしいプレーを見せたが、運悪くマンチェスターでは簡単にはいかなかった。彼は出場機会を得られず、特に今の彼の自信は満ち溢れているとは言えない。
もし彼がドルトムントに移籍するなら、再び調子を取り戻す必要がある。彼はファンとチームの両方から大歓迎されるだろうし、彼は全盛期のプレーを取り戻すために必要な援助を受けるだろう」