バイエルン・ミュンヘン公式HPが29日に2年間の契約で合意に達したと発表したシャビ・アロンソを、たったの1度もミュンヘンでのトレーニングに参加していないにもかかわらず、同クラブ監督ペップ・グアルディオラは30日夜に行なわれるブンデスリーガ第2節、アウェイのシャルケ戦に招集するという。30日付の独大衆紙ビルトが報じている。
アロンソは29日にマドリッドで最後の会見に臨み、「自分のモチベーションンのためにもこの移籍を必要としている」と語った。
ビルト紙の情報によれば、移籍金の額は7.5ミリオン・ユーロ+ボーナス(とりわけチャンピオンズリーグの勝利といった場合)、とのことである。
グアルディオラ監督はアロンソについて「我々はクオリティーと洞察力を持った選手を必要としている。彼が32歳だということは知っているが、ミッドフィールドで彼が務めるようなポジションでは知性のある選手を必要としている。シャビはふんだんな経験を持ち、偉大な人格者でもある」と語っている。
またグアルディオラ監督は29日昼に、アロンソと先日ローマから新加入したベナティアについて「(シャルケ戦で)彼らがプレーするかどうかは分からない。しかし2人ともコンディションは良い。重要なこと?ベナティアは今晩シャルケに向かって飛ばないだろう」としている。
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