香川真司のマンチェスター・ユナイテッドからボルシア・ドルトムントへの復帰について、「この報告にBVBのファンは目を輝かせるだろう:シンジ・カガワが戻ってくる!」として、30日付の独大衆紙ビルトが報じている。
ビルト紙によれば、ドルトムントのスポーツ・ディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏は28日木曜日に、29日金曜日のブンデスリーガの試合のためにアウクスブルクへと向かうチームには帯同しなかった。
ツォルク氏はビルト紙に「我々は話し合っている」と香川に興味を持っていることを示し、29日の午前には香川の代理人であるトーマス・クロート氏をクラブハウスに迎え、合意に達したという。
それに続いて、マンチェスターで香川は自身の契約解消にサインして、30日にドルトムントでメディカル・チェックを行ない、ボルシア・ドルトムントとの4年契約にサインする予定とのことである。ビルト紙では移籍金の額は8ミリオン・ユーロとなっている。
マンチェスター・ユナイテッドの新指揮官ルイス・ファン・ハールが「私の哲学では彼はプレーしない」といった香川を構想外とするような発言をしたことに反応して、ドルトムントの社長であるハンスヨハヒム・バツケ氏は「我々は選手陣をより広く良く編成するつもりだ」と香川獲得をほのめかすコメントを残していた。
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