28日、バイエルン・ミュンヘン公式HPでヤン=クリスティアン・ドレーゼン代表取締役代行が「基本的な合意に至った」としたレアル・マドリーのシャビ・アロンソが、ミュンヘンの中心街でメディカル・チェックに臨んだ。29日付の独大衆紙ビルトが報じている。
この電撃的な経緯についてバイエルンの取締役マティアス・ザマー氏は「目下のスポーツ的な状況によるもの」とした。ビルト紙によれば、ザマー氏の意味するところは、マルティネス、チアゴ、シュバインシュタイガーの怪我と、その3人が全て守備的MFであるということ、とのことである。また同紙の情報によれば、ペップ・グアルディオラ監督の強い主張があったという。
ザマー氏はアロンソについて「彼はコンディションからして、少なくともまだ2年はトップ・レベルでプレーすることが出来る。シャビはすぐに我々を助けることが出来る。その上で我々のクオリティーは増すだろう」と述べている。
またバイエルン所属のアリエン・ロッベンは「信じられないね。チェルシー時代に、彼がリバプールに所属していたとき、私は既に彼と対戦している。凄いサッカー選手だ。レアルで我々は、わずかな週を一緒にトレーニングした。それから私がバイエルンに移籍したからね。人々は彼が既に獲得した全てをただ眺めなければならない。そうしたら彼がどれだけ優れているかを知るだろう。我々にとって強化になる!」とビルト紙にコメントを残した。
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