G大阪(8位)vs新潟(11位)
8月最後のJ1。夏の締めくくりにふさわしく、今節は7月から無敗を守る鹿島とF東京が対戦する。首位の浦和と鹿島の勝点差は2、そして鹿島とF東京の勝点差は6。勝利が勝点3にとどまらない、重要な意味を持つ一戦であるということはいうまでもない。西に目を向けると、上り調子の徳島が不調の王者を迎える。
ここまでの失点数が19で3位タイの新潟だが、今節はレオシルバと大井の守備における二枚看板が出場停止。新潟のタックル数はリーグ1位であり、そのうち2人が39%を占めていることからも、彼らの欠場が守備を強みとするチームにとって大きな痛手となることは間違いない。
柳下監督がどのような穴埋めをするかが、注目ポイントとなるだろう。一方のG大阪はこの2戦は勝利から遠ざかっているものの、攻撃陣は好調なだけに、相手のディフェンスのキーマンがいない隙を突き、中央突破からゴールを狙うのが得策か。
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