8月25日、カナダのモントリオールにてU-20女子W杯の決勝戦が行なわれ、ドイツ代表がナイジェリア代表を1-0のスコアで下して優勝した。26日付の独大衆紙ビルトが報じている。
U-20女子ドイツ代表が同大会で優勝したことで、ビルト紙は「タイトル王国ドイツ!」と記した。ヨハヒム・レーブ率いるドイツ代表がブラジルでW杯のタイトルを獲得し、またU-19ドイツ代表が欧州選手権を制覇したことに続いたことで、「夏の3冠はパーフェクトだ!」と書き立て、マレン・メイナート監督の「私のチームを誇りに思うわ!」というコメントを掲載している。
またビルト紙は選手達の学生としての素顔も紹介している。18歳のパウリネ・ベルマーは映画「Wilde Kerle」に影響を受けてサッカーを始めた。ベルマーは既にポツダムに所属しブンデスリーガでプレーしている。
ナイジェリア戦で決勝点を上げた20歳のレナ・ペーターマンは現在オーランドにあるフロリダ中央大学でスポーツ科学を専攻し、また同大学でプレーしている。
試合後に「まだ言葉が見つからない。全てが非現実的」と語ったペーターマンは、「慣れていない言葉の外国で、孤独という状況にあって最初は簡単じゃなかったわ」とアメリカで学生生活を始めたばかりの頃を振り返った。
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