最後まで諦めずに全ての試合で勝利を目指してタイトルを
――新加入のパウリーニョについて、彼の個性はつかめていますか?
「グラウンド外のことに関しては、わかっているつもりですが、グラウンド内のことをもっと知らないといけません。彼が守備的な選手だということは理解していますが、うまく連携したいですね。もちろんシーズンはまだ始まっていませんが、彼がうまくチームにフィットしてくれれば大きな力になる1人だと思います」
――彼の守備能力の高さによって、前線の選手は昨季以上に攻撃的にプレーできるのではないかと思いますが。
「自分だったり憲剛だったり、前にいる選手については、これまでよりも楽に攻撃参加できると思います。チームとしては中盤の状態がすごくいいですし、後ろがそうやって守備的なところで特徴を出してくれれば、周りの選手はもう少し攻撃に参加できると思います。もちろん前の選手も守備のことを考えなければならないですよ」
――初戦はACLから。楽しみでは?
「個人的にリベルタドーレス杯に出たことがないので、自分としては初めての大陸を舞台にした大会となります。まずはACLでできることを精一杯やりたいと思っています。もちろんホームゲームだということもありますし、そういった意味でいい形でシーズンを始めたいですね」
――今季の目標はACLと国内3タイトルのうち、最低でも1つを取ることです。
「タイトルを取りたいという強い気持ちを持っていますし、その思いは自分だけでなく、みんなもそうだと思います。最後まで諦めずに全ての試合で勝利を目指し、タイトルを取りたいと思います」
――去年は守ってくる相手に勝てませんでした。それを打ち破るにはどうすればいいですか?
「そういった意味では昨シーズン、勝ち点を取りこぼした試合がいくつかあると思います。そういう相手には辛抱強く戦う必要があります。そして先制点を取らなければなりません。
もちろん対戦相手によってはゴールすることが難しいのですが、辛抱強くプレーしてチャンスを作り先制点を奪いたいと思っています」