23日に行なわれたブンデスリーガ14-15シーズンの開幕戦、ドルトムント対レバークーゼンの一戦で、同リーグの史上最速ゴールが生まれた。独ルール地方地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは「電光石火の一撃!」と報じている。
試合開始後9秒のことだった。キースリンクからチャルハノール、さらにソン、ボエニシュと繋いで、最後はベララビが決める。デュッセルドルフ・エクスプレスは一連の流れを「衝撃」として、「9秒!!!!ブンデスリーガ記録!」と書き立てた。
同紙がまた「リーグの歴史で最速のゴール」としたゴールを、当のベララビは「突然のことだった。最初は全く信じることが出来なかった」と振り返った。そして記録を塗り替えたことについては「もちろん、ウルフ・クリステンの記録を破ったことは誇りに思うよ」と語り、レバークーゼンの先人が、ジョバンニ・エウベル(バイエルン・ミュンヘン)、パウル・フレイヤー(VfLボーフム)とともに保持していた最速記録の11秒を超えたことについて言及した。
同時にベララビは「しかしさらに重要なことは、我々がチームとして機能したことだ」とコメントを残し、レバークーゼンが指揮官シュミットの新体制となって組織的にドルトムントを破ったことを強調した。
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