ビジャにダフ…。欧州でも屈指の名選手が加入したメルボルン・シティFC
さて、Aリーグ。新しいシーズンは、日本人選手や去年までの“BIG3”がいなくとも、なかなか面白いシーズンになりそうな気配。
まず、最初に触れるべきは、「メルボルン・シティFC」。昨季までのメルボルン・ハートが、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・シティに買収され、彼らの世界戦略の一環としてリブランディングされて誕生した。
そのメルボルン・シティは、オフシーズンの新戦力獲得でも大いに注目を集めた。何よりも話題になったのは、スペイン代表FWのダビド・ビジャ。スペイン代表歴代最多得点記録保持者である世界的FWは、アトレティコ・マドリードを退団、アメリカMLSのニューヨーク・シティへの移籍を決めた。
そして、来年春のMLSの開幕までの期間、マッチ・フィットネスを維持するため、ゲストプレーヤーとして系列のメルボルン・シティでのプレーを選択した。10試合と限られた試合数は、ビジャが格の違いを見せつけるのには充分なのか注目したい。
メルボルン・シティが獲得したもう一人の大物は、アイルランド代表で100キャップを誇るMFダミアン・ダフ。そのキャリアのほとんどをチェルシー、ニューカッスル、フルハムなどイングランドのプレミアリーグでプレーしてきた35歳のベテランが、豪州の地でもう一花を咲かせることができるだろうか。