「チームの腫瘍」
この日、控え選手に回ったアルベロアは、試合前にピッチに出る前の廊下に並ぶ先発11人の同僚たちに対し、軽い励ましの挨拶を行いながら一足先にベンチへ向かったが、先頭に並んでいた主将のカシージャスのみを無視して歩き去った。
前ジョゼ・モウリーニョ監督体制から関係に亀裂が生じたとされる2人は今月初旬、ソーシャルメディア上で再び冷戦状態に陥った。カシージャスがインスタグラムで、アルベロアと元同僚のGKディエゴ・ロペス(現ACミラン)を批判するファンのページに「いいね!」を押したことで、アルベロアがカシージャスの行動をリツイートし、「チームの腫瘍」と称した。
この一連のやり取りがメディアに広まったことで、形式的にアルベロアがカシージャスに謝罪したが、以来2人の溝は深まっているとされる。
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