便利になるはずがなぜ反発を招いたのか?
PSVはオランダの大手家電製品メーカー「フィリップス」を主要スポンサーとしており、近年のソーシャルメディアの発展により、サッカー界においてもスタジアムに足を運ぶファンがスタンドで携帯電話を使用する姿が目立つようになったため、今回のWi-Fi設置に踏み切った。
だが、この風潮に対し、PSVのファンは反発する姿勢を示しており、16日にホームで行われたブレダ戦(PSVが6-1で勝利)では、スタンドにWi-Fiのロゴに×印の入ったプラカードを持ったファンが多数現れ、「Wi-Fiなんて○○くらえ、チームを応援しろ」などと書かれた荒々しい横断幕も掲げられた。
一方、香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドは先日、スタジアム内へのタブレット端末の持ち込み規制を発表しており、現代サッカー界における情報化社会への対応が賛否両論を生み出している。
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