ブンデスリーガ1部のブレーメンが、先のブラジルW杯で8強に進出したコスタリカ代表のキャプテンであり、イングランド、プレミアリーグのフルハムに所属するブライアン・ルイスの獲得のために4ミリオン・ユーロを準備しているという。19日付の独大衆紙ビルトが報じている。
ルイスは既にブレーメンの取締役であるトーマス・アイヒンとの間で年棒2ミリオン・ユーロの額で一致しており、問題は移籍金とのことである。
ルイスはコスタリカ代表としてブラジルW杯を戦い、グループリーグのイタリア戦では決勝点を決めるなど、同国史上初となるベスト8に進出する原動力となった。
フルハムでは2015年まで契約を残しているが、同クラブ監督のマガトはビルトに対して「彼は明日にでも我々の元を去ることが出来る」と述べ、指揮官の中では構想外になっているとのことである。
フルハムの取締役であるマッキントッシュ氏との交渉でブレーメンは4ミリオン・ユーロの額を申し出た。一方でトルコリーグ1部のベシクタシュ・イスタンブールもルイスの獲得に動いており、6ミリオン・ユーロを準備しているという。ビルトによればルイスの市場価値は8ミリオン・ユーロとされ、またルイスはどんなことがあってもトルコでプレーするつもりはないとのことだ。
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