欧州連合で浸透しつつある個人情報保護法の「忘れられる権利」を行使
ベルギー紙『ラベニール』によると、アザールは欧州連合で浸透しつつある個人情報保護法の「忘れられる権利」を行使し、W杯のアルゼンチン戦での自身のプレーを酷評するインターネット上のデータ削除をグーグルに依頼したとされる。
今夏のW杯前から史上最強のチームと評されていたベルギーは、ダークホースとして優勝候補にも掲げられていたが、準々決勝では攻撃の要として期待されたアザールが低調なプレーを見せたことが敗因とされた。ベルギーをはじめとする欧州各国のメディアで、アザールは「期待外れ」、「今大会の不振選手」などと評され、10点満点中4点以下の赤点評価が付けられていた。
アザールは今季から、今年1月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したスペイン代表MFフアン・マタが付けていた背番号10を付ける事が決まったため、悪いイメージを払しょくしたい気持ちが抑えきれなかったのかもしれない。
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