覚醒の時を迎えた宇佐美。G大阪で大車輪の活躍
2人目は、鹿島アントラーズの柴崎岳。22歳という年齢ながら落ち着いたプレーでチームをけん引している。攻撃面では決定的なパスを供給し、自ら得点も奪える力を持ちつつ、守備でも貢献出来る選手。“将来の代表エース”と言われていたが、これからの4年間がその“将来”となるはずだ。
3人目は、FC東京の米本拓司を推したい。フィジカルの強さは日本人屈指で、ボール奪取能力はJリーグNo.1と言っても過言ではない。細貝とともに中盤の守備を担う存在としてチームに貢献できるはずだ。
そして、最後の1枠。FWにはガンバ大阪の宇佐美貴史がふさわしい。開幕序盤は負傷の影響で出場出来ずにいたが、戦列に復帰してからは大車輪の活躍。8試合で5得点を挙げており、自らが不在の間には勝ち点を稼げなかったチームを完全に蘇らせた。
10代でのブレークやドイツでの苦悩など22歳にして波瀾万丈のキャリアを送ってきたが、ついに覚醒の時を迎えたと言える。また、センターフォワードはもちろん、左WGとしても起用可能というのは代表監督としても重宝したい存在だ。
以上の選手を変更したリストは以下の通り。
GK
川島永嗣(31歳)、西川周作(28歳)、権田修一(25歳)
DF
吉田麻也(25歳)、森重真人(27歳)、塩谷司(25歳)、昌子源(21歳)、長友佑都(27歳)、内田篤人(26歳)、酒井高徳(23歳)、酒井宏樹(24歳)
MF
長谷部誠(30歳)、青山敏弘(28歳)、細貝萌(28歳)、柴崎岳(22歳)、米本拓司(23歳)
FW
香川真司(25歳)、清武弘嗣(24歳)、岡崎慎司(28歳)、柿谷曜一朗(24歳)、大迫勇也(24歳)、齋藤学(24歳)、宇佐美貴史(22歳)