日本代表のハビエル・アギーレ新監督が11日、来日後に都内で記者会見を行った。会場には多くの報道陣が詰めかけ、スペインからもメディアが出席するなど関心の高さが伺える会見となった。
アギーレ監督は、日本代表を率いる上で「4-3-3-から5-2-3など他の形に変化することもある。しかし、ベースは4-3-3を考えている。状況に応じて3-4-3など様々な形を使い分けたい」と語っていた。また、その4-3-3のシステムで重点を置くのは「守備を固めて勝利を目指す」ことだという。
アギーレ監督がスペインで率いたオサスナやアトレティコ・マドリー、サラゴサ、エスパニョールといったクラブやメキシコ代表でも前線からのプレッシングやアグレッシブな守備からのショートカウンターが特徴だったため、自らのスタイルを貫く意志を示したと言える。
また、選手選考に関しては「海外、国内でプレーしている全ての選手に扉が開いている」とし、「将来性のある選手」をポイントにしていると語った。さらに、今後については「今一番やりたいことは、Jリーグの視察」と、まずはJリーグの選手を把握することを最優先事項に掲げた。
自らが語ったように国内外の選手全てをオープンにした上で、9月5日に予定されているウルグアイとの親善試合のメンバーを決定するという。
【了】
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