ドイツのプロアイスホッケーチーム、EHCヴォルフスブルク・グリズリー・アダムスが、プレシーズンの練習にサッカーを取り入れ、氷上でサッカーを実施した。4日の英メディアが報じた。
アイスホッケーのドイツ1部リーグで昨季14チーム中6位だったヴォルフスブルクは、ブラジル・ワールドカップでのドイツの優勝を受けてか、9月から開幕する新シーズンに向けた練習に「アイスサッカー」を取り入れた。
選手たちはゴールが4つ設置されたスケートリンクで、スティックとパックを使わずにサッカーボールを使用。全身に防具を装着し、スケート靴を履いた選手たちは6対6でサッカーをプレーした。負けたチームは最後に罰として3回でんぐり返しをして練習を終えている。
アイスホッケー界において、オリンピックや世界選手権で優勝経験の無いドイツだが、仮に「アイスサッカー」が将来、公式競技となれば強豪となりうるかもしれない。
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