「ルーニーが主将に選ばれるかはファン・ペルシー次第」
アメリカ遠征最後の試合となった決勝戦で新システムである3-4-1-2の集大成を見せたルイス・ファン・ハール監督は次のように語った。
「アメリカのファンにとっていい瞬間になったし、我々はリヴァプールを破った。私は我々がファンにたくさんの喜びを与えたと思うし、それは非常に重要なこと。
当然、プレシーズンで負けるよりは勝つ方がいいが、最も重要な試合はスウォンジー戦(プレミアリーグ開幕戦)であり、その試合に我々は勝たなくてはならない」
「ルーニーは常に勝利者だ。彼は大会MVPに値したと思うし、彼は多くのアシストとゴールを決めた。だが、我々は守備も良かった。守備の選手も大会MVPの有力候補だったと思う。
ルーニーにとってゴールは非常に重要だったし、素晴らしいゴールだった。隅を狙ったゴールで、チチャリート(エルナンデス)からの素晴らしいクロスだった」
「私は常に選手たちにキャプテンマークを与える好機を探している。今日、ルーニーは初めてフル出場した。フレッチャーはすでに2回キャプテンを務めていたから、ルーニーをキャプテンにした。今大会ではクレバリーもフル出場した」
ユーロスポーツは香川に低評価の5点を付け、マンオブザマッチには左MFでプレーし、攻守に活躍した7点のヤングを2戦連続で選出。試合を次のように評した。
「ルーニーはファン・ハールに自分がキャプテンであることを確信させるために十分なアピールができたか?
ルーニーは自身が好むFWで躍動し、ゴールも決めたが、ファン・ハールのキャプテンに選ばれるかどうかは、まだロビン・ファン・ペルシー次第である。負傷がちなファン・ペルシーが離脱すれば、ファン・ハールは好調なルーニーにキャプテンマークを与えるだろう」