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香川真司 10年前

ルーニーを讃えたファン・ハール「彼は常に勝利者。MVPに値した」。決定機逃した香川、地元メディアは低評価の5点

「インターナショナル・チャンピオンズカップ」で優勝を手にしたマンチェスター・ユナイテッド。大会を通して活躍し、決勝で同点ゴールを決めたウェイン・ルーニーをルイス・ファン・ハール監督は称賛。一方で香川真司はコントロールミスによって最大のアピールチャンスを逃した。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

プレシーズン5戦連続で3-4-1-2を使用。ルーニーを主将に初任命

ルーニーを讃えたファン・ハール「彼は常に勝利者。MVPに値した」。決定機逃した香川、地元メディアは低評価の5点
ルイス・ファン・ハール監督は、5戦目にして初めてFWルーニーを主将に任命【写真:Getty Images】

 アメリカで行われている「インターナショナル・チャンピオンズカップ」の決勝戦が4日、フロリダ州マイアミで行われ、日本代表FW香川真司のマンチェスター・ユナイテッドがリヴァプールを3-1で破り優勝した。香川は2-1で迎えた後半24分からトップ下で途中出場した。

 ユナイテッドは前半14分、自陣ペナルティーエリア内でDFジョーンズが相手MFスターリングを倒してしまいPKを献上。これを決められ先制点を許した。

 しかし、後半10分にこの日の2トップ、FWエルナンデスのクロスからFWルーニーが決めると、その2分後にはMFマタがミドルシュートで加点して逆転に成功した。

 ユナイテッドは同43分にも右からのヤングのクロスを中央で香川がコントロールミスし、並走していた途中出場のMFリンガールがミドルシュートで決め、3-1でプレシーズンの栄冠を手にした。

 プレシーズン5戦連続で3-4-1-2の布陣を使用したルイス・ファン・ハール監督は、5戦目にして初めてFWルーニーを主将に任命。2トップにルーニーとエルナンデス、トップ下にマタ、左右WBにヤングとバレンシア、守備的MFにフレッチャーとエレーラを配した。前回のレアル・マドリー戦でゴールを決めたエルナンデスが先発起用された。

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