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香川真司 10年前

アシストの香川に現地は及第点。快勝に指揮官は満足「世界各国のテレビ局は、今日の我々の先制点を見せるべき」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

「アメリカ遠征の衝撃は大きくなるだろう」

 ファン・ハール監督はアメリカ遠征4試合目にして、3-5-2の布陣が浸透しつつあるチームに自信を深めた様子で次のように語った。

「今回のアメリカ遠征ではすでに30万人が我々の試合を観戦しており、これで我々はマイアミの決勝戦に進出した。決勝でも多くのファンが観戦するだろう。

 世界各国のテレビ局は、今日の我々の先制点を見せるべきだし、あれはマンチェスター・ユナイテッドの素晴らしいゴールだった。チーム全員がボールを繋いで決めたゴールだった。ファンはあのゴールを見るためにスタジアムに来たと思う。

 アメリカ遠征の衝撃は大きくなるだろう。今日の結果は我々にとって非常に良かったし、選手たちの自信にもなった。私は後半に選手たちを交替したが、それでも追加点を決めた。

 この試合は親善試合ではなかったし、レアル・マドリーは負けたくなかったからこそ、アンチェロッティは予定より早くロナウドを投入してきたのだと思う。だが、我々は勝ったし、勝利に値した。

 リバプールとの決勝戦はイングランドのサッカー界にとっていい事だし、非常に重要なことだ。今は準備期間に過ぎないが、負けるよりは勝つ方がいい」

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