G大阪(8位)vs横浜FM(10位)
前節でリーグ戦も折り返しを迎え、今節から後半戦に突入。ワールドカップの中断明け以降、全勝で波に乗るG大阪が追い上げを見せるなど、1試合ごとに順位がめまぐるしく入れ替わる混戦模様が続いている。果たして、後半戦のリスタートに成功し、勢いを手にするのはどのチームか。
G大阪は直近2試合で9得点を稼ぎ、攻撃陣が好調を維持。相関図を見ると、シュートの決定率と枠内率で横浜FMに大きく差を付けていることがわかる。
パトリックという優秀なターゲットができたことで、前線で時間を作れるようになり、アタッカー陣が決定力を存分に発揮。逆に、横浜FMは得点力不足という課題を裏付ける結果となった。
決定率だけでなく、前提の枠内率でも下回っていることは、この一戦を左右する要素になりかねない。得点力不足を補う意味でも、中澤と栗原のセンターバックコンビがパトリックを抑えることが、勝利の条件となる。
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